
近年、ネット広告でもよく見かける「SBI FXトレード」ですが、あなたはご存知でしょうか。SBIと聞くと恐らく「SBI証券」が思い浮かぶかと思いますが、それぞれ別の会社となっています。
今回は詳しく知らない人も多い「SBI FXトレード」について「評判や口コミ」「スプレッドやメリットデメリット」といった観点から解説していきます。
目次
この記事でわかること
この記事を読めば
- SBI FXトレードの取引可能な通貨ペアは34通貨もあること
- SBI FXトレードの特徴は最低1通貨単位から取引ができること
- SBI FXトレードのメリットは約定力が強いこと
- SBI FXトレードのメリットは積立FXができること
- SBI FXトレードのデメリットはデモトレードができないこと
以上の知識が得られ「口座選びに迷っている」というあなたも「よいFX会社探しのヒント」を得ることができます。
SBI FXトレードとは
SBI FXトレードとは、SBIホールディングスグループの「SBI FXトレード株式会社」が運営する大手のFX会社です。
SBI FXトレードの概要は以下の通りです。
運営会社 | SBI FXトレード株式会社 (SBIホールディングスグループ) |
取り扱い通貨ペア数 | 34 |
スプレッド(主要3通貨) | 米ドル/円 0.09銭 ユーロ/円 0.30銭 ポンド/円 0.69銭 |
最低入金額 | 約5円~ |
最低取引単位 | 1単位 |
出典:SBI FXトレード
SBI FXトレードのサービスについて
SBI FXトレードのサービスについて
- 通貨ペア
- スプレッド
- 取引可能な時間
- レバレッジ
- 手数料
- 最低取引単位
- 取引ツール
以上の7つを順に解説していきます。
1, 通貨ペア
SBI FXトレードで取引ができる通貨ペアは下記の通りです。
USD/JPY(米ドル/円) | EUR/JPY(ユーロ/円) | GBP/JPY(英ポンド/円) |
AUD/JPY(豪ドル/円) | NZD/JPY(ニュージーランドドル/円) | CAD/JPY(カナダドル/円) |
CHF/JPY (スイスフラン/円) | ZAR/JPY(南アフリカランド/円) | MXN/JPY(メキシコペソ/円) |
EUR/USD(ユーロ/米ドル) | GBP/USD(英ポンド/米ドル) | AUD/USD(豪ドル/米ドル) |
NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル) | EUR/GBP(ユーロ/英ポンド) | USD/CHF(米ドル/スイスフラン) |
USD/CAD(米ドル/カナダドル) | EUR/AUD(ユーロ/豪ドル) | EUR/NZD(ユーロ/ニュージーランドドル) |
EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン) | GBP/AUD(英ポンド/豪ドル) | GBP/CHF(英ポンド/スイスフラン) |
TRY/JPY(トルコリラ/円) | CNH/JPY(中国人民元/円) | KRW/JPY(韓国ウォン/円) |
HKD/JPY(香港ドル/円) | RUB/JPY(ロシアルーブル/円) | BRL/JPY(ブラジルレアル/円) |
PLN/JPY(ポーランドズロチ/円) | SEK/JPY(スウェーデンクローナ/円) | NOK/JPY(ノルウェークローネ/円) |
USD/CNH(米ドル/中国人民元) | AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル) | AUD/CHF(豪ドル/スイスフラン) |
SGD/JPY(シンガポールドル/円) |
日本国内のFX会社における、平均的な取り扱い通貨ペアは20通貨ほどとなっています。しかし、SBI FXトレードでは「34通貨ペア」の取引が可能となっており、平均に比べかなり多くなっています。
そのため、他社では取引できない「マイナーな通貨」のトレードもでき、FXを最大限楽しむことができます。また、もし「どの通貨ペアを取引するか決まっていない」という場合には、選択肢の多いSBI FXトレードをおすすめします。
2, スプレッド
SBI FXトレードにおけるスプレッドは以下の通りです。
スプレッド(国内で取引が多い3通貨)
注文数量(通貨単位) | ||||
通貨ペア名 | 1~1,000 | 1,001~1,000,000 | 1,000,001~3,000,000 | 3,000,001~10,000,000 |
米ドル/円(USD/JPY) | 0.09銭 | 0.19銭 | 0.20銭 | 0.80銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 0.30銭 | 0.40銭 | 0.50銭 | 1.70銭 |
ポンド/円(GBP/JPY) | 0.69銭 | 0.90銭 | 1.00銭 | 2.70銭 |
表からわかる通り「SBI FXトレード」におけるスプレッドは「取引数量」によって変化します。また、この表に載せているスプレッドは「最頻値」であり、固定制ではないため注意してください。
ここでは主要な通貨のみ紹介していますが、公式サイトには34通貨すべてのスプレッドが載っていますので、気になる方はそちらをご確認ください。
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3, 取引可能な時間
SBI FXトレードで取引可能な時間は以下の通りです。
冬時間「11月第1日曜日~」(11月~2月) 月曜午前7:00~土曜午前6:30 |
夏時間「3月第2日曜日~」(3月~10月) 月曜午前7:00~土曜午前5:30 |
メンテナンス時間は以下の通りです。
冬時間「11月第1日曜日~」(11月~2月) 月曜~土曜午前6:30~午前7:00 |
夏時間「3月第2日曜日~」(3月~10月) 月曜午前6:30~午前7:00 火曜~土曜午前5:30~午前6:00 |
SBI FXトレードでは平日の取引時間前にメンテナンス時間が来るため、人によっては取引しにくい可能性もあります。例えば「出勤前の早朝に取引したい」といった場合です。そのため「自分の描く取引スタイルに合っているかどうか」も確認のうえで口座開設の検討を行いましょう。
4, レバレッジ
SBI FXトレードにおけるレバレッジは最大25倍です。これは法律で規制されているものであるため、国内のFX会社であればどこも同じ倍率です。
また、レバレッジ最大のメリットは「少額で大きな金額の取引ができる」という点です。
例えば
- 現在のレートが1ドル=100円
- レバレッジを25倍かける
以上の条件で「1,000通貨=10万円」を買ったとします。
すると、取引に必要な金額は「10万円÷25」で4,000円となるわけです。つまり、4,000円という少額で10万円の資金を動かせるため、資金効率が一気に上がります。
しかし、レバレッジを扱う場合にはリスクもあります。それが「ロスカット」と呼ばれる「証拠金不足による損切り」です。
レバレッジを使えばもちろん利益は増えますが、損失も膨らみやすくなります。
「レバレッジを闇雲にかけたせいで資金を溶かした」というトレーダーは多いため、扱いには充分注意してください。
また、ロスカットは「証拠金維持率」というもので会社ごとに決められています。
SBI FXトレードではこの証拠金維持率が50%以下となった場合にロスカットが行われます。
証拠金維持率の計算式は
- 純資産÷証拠金×100=証拠金維持率
以上の通りです。
可能な限りロスカットに合わないよう
- 資金に余裕を持ったトレードを行う
- ポジションを持ちすぎない
- ストップロスを置く
といった対策を行いましょう。
(※ ストップロスとは、あらかじめ設定しておく「損切り注文」のことです。)
レバレッジは「うまく活用すること」が重要であるため、上記のような安全策を講じてから使うようにしてください。
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5, 手数料
SBI FXトレードでは
- 口座開設手数料
- 口座維持手数料
- 取引手数料
- クイック入金手数料
- 出金手数料
- ロスカット手数料
以上が無料となっています。
そのため、余分なコストがかからず、目一杯利益を伸ばすことができます。しかし「取引コストがすべて0」というわけではなく、最低限スプレッド分はかかってしまうため、誤解のないよう注意してください。
6, 最低取引単位
SBI FXトレードでは「1通貨単位」から取引が可能です。つまり「他社の1/10~1/100ほどでトレードが可能」ということです。
例えば米ドル/円の取引を行う場合、1単位通貨のトレードに必要な証拠金は約4~5円となっています。
そのため、少額取引に特化しており資金の少ない方でも使いやすい会社です。
7, 取引ツール
SBI FXトレードでは
- Windows版のダウンロードソフト
- ブラウザ版の取引サイト
- 新スマートフォンアプリ
- スマートフォンアプリ
以上4つの取引ツールを用意しています。
(※ スマートフォンアプリについては、2021年11月末でサービスが終了します。)
使用用途や熟練度などに合わせ、自分に合ったツールを選択できるため、使い勝手が良いです。
SBI FXトレードの特徴
SBI FXトレードの特徴は
- 少額取引ができる
- 業界トップクラスのスプレッド水準を誇る
- 約定力が強い
- 安心して取引できる
- 取引できる通貨ペア数が多い
- 積み立て式のFXができる
- 取引ツールが多い
以上7つです。順に解説していきます。
1, 少額取引ができる
SBI FXトレードの特徴1つ目は「少額取引ができる」です。
SBI FXトレードでは前述の通り「1取引単位」からトレードが可能となっています。他社の取引単位は1万通貨からが主流であり、安くとも1,000通貨からとなっています。
つまり、米ドル/円=100円のレート取引を行う場合
- 他社は1万ドル(100万円)から取引可能
- SBI FXトレードは1ドル(100円)から取引可能
といった違いが生まれ、必要な資金に1万倍もの差が生まれることになります。
そのため、SBI FXトレードは「圧倒的に少額な取引ができる」と人気です。「実際のお金を使いFX取引をしてみたいが、少し怖い」という場合には特におすすめです。
2, 業界トップクラスのスプレッド水準を誇る
SBI FXトレードの特徴2つ目は「業界トップクラスのスプレッド水準を誇る」です。
SBI FXトレードでは特に「1,000通貨単位までのスプレッド」が業界最狭を誇っており、とにかく狭いです。
下記に
- 米ドル/円
- ユーロ/米ドル
- ポンド/米ドル
- 米ドル/スイスフラン
以上主要4通貨の「SBI FXトレードにおけるスプレッド」をまとめました。
注文数量(通貨単位) | ||||
通貨ペア名 | 1~1,000 | 1,001~1,000,000 | 1,000,001~3,000,000 | 3,000,001~10,000,000 |
米ドル/円(USD/JPY) | 0.09銭 | 0.19銭 | 0.20銭 | 0.80銭 |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 0.19pips | 0.38pips | 0.79pips | 1.00pips |
ポンド/米ドル(GBP/USD) | 0.69pips | 0.89pips | 1.80pips | 2.80pips |
米ドル/スイスフラン(USD/CHF) | 1.10pips | 1.49pips | 2.49pips | 3.10pips |
SBI FXトレードは全体的にスプレッドが狭く、取引がしやすいのですが、特に1,000通貨単位までのスプレッドでは、業界最安を誇っています。
ただし、注意点もあります。それは「注文する通貨単位しだいでスプレッドが変化する」という点です。他には類を見ない「特殊な形式」であるため「スプレッドを勘違いしていた」ということのないよう気をつけましょう。
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3, 約定力が強い
SBI FXトレードの特徴3つ目は「約定力が強い」です。
SBI FXトレードは「スプレッドの狭さ」にばかり注目されがちですが「約定力の高さ」にも目を見張るものがあります。
(※ 約定力とは「注文を確定させる力」をさす言葉です。)
FXにおいて約定力の強さはとても重要となります。なぜなら、FXでは相場が変動し続けているため「注文と同時に大きく価格が動く」といったことが多々起こるからです。
すると「希望のレートから離れたポジションで注文が確定してしまう」といったことが起き損失を被る可能性も高くなります。
「希望のレートから離れたポジションで注文が確定してしまうこと」を「注文が滑る」または「スリッページ」と表現します。
例えば「1ドル=100円で買い注文をする」という場合を考えます。
この場合
- 1ドル=100円できちんと買い注文が入った=約定力が強い
- 1ドル=110円にずれて買い注文が入ってしまった=約定力が弱い
と表現しますので覚えておきましょう。
4, 安心して取引できる
SBI FXトレードの特徴4つ目は「安心して取引できる」です。
SBI FXトレードは、大手証券会社である「SBI証券」のグループ会社であり、業界でも屈指の安定性をほこるFX会社です。
SBI証券と比べた場合、名は知られていませんが上記で紹介した通り、サービス内容が人気の優良FX会社です。
特に
- FXに回せる資金が少ない方
- 投資知識の全くない初心者の方
などにはかなりおすすめのFX会社です。
5, 取引できる通貨ペア数が多い
SBI FXトレードの特徴5つ目は「取引できる通貨ペア数が多い」です。
SBI FXトレードでは上記で紹介した通り、取引通貨が多いです。
また、他社の場合は20~25通貨が平均ですが、SBI FXトレードでは通貨数が34であり、10以上違います。
そのため
- 取引通貨を何にするか迷っている方
- マイナー通貨の取引がしたい方
などにもおすすめです。
6, 積み立て式のFXができる
SBI FXトレードの特徴6つ目は「積み立て式のFXができる」です。
SBI FXトレードでは毎月決まった金額分、通貨を購入し運用してくれる「積立FX」というサービスを行っています。
積立FXでは
- 購入する通貨
- 1ヶ月の購入額
- 購入頻度
- レバレッジ
以上の4つを設定します。
設定された条件のもと自動購入が行われるため、毎日トレードする必要がなく忙しい方にもおすすめです。また、長期的な運用となるためスワップポイントもつきます。そのため、コツコツと積み立てたい方は、ぜひ利用の検討をしてみてください。
下記は公式サイトに記載のある運用方針の例です。
- ①定期外貨申込で定期的に外貨を購入
- ②円高傾向になりつつあるタイミングで定期購入の購入額を増額
- ③円高になったタイミングで外貨の買い増し
- ④円安傾向になりつつあるタイミングで定期購入の購入額を減額
- ⑤円安になったタイミングで外貨を売却
これらは一例であり、希望などに合わせ運用方針の変更が可能です。また、レバレッジは1~3倍までの間で選択ができ、ローリスクなFX取引を行うことができます。
7, 取引ツールが多い
SBI FXトレードの特徴7つ目は「取引ツールが多い」です。
SBI FXトレードでは上記で紹介した通り、取引ツールが4種類あり、初心者からプロまで幅広く使えるツールが用意されています。
ツールは
- Windows版のダウンロードソフト
- ブラウザ版の取引サイト
- 新スマートフォンアプリ
- スマートフォンアプリ
以上4つです。
他社では
- ブラウザ版
- スマホアプリ版
以上の2択であることも多いため「使い勝手の良いツールが選べる」という点で他社より優れています。
(※ スマートフォンアプリは、2021年11月末にてサービスを終了します。)
SBI FXトレード3つのメリット
SBI FXトレードのメリットは
- 取引コストが安い
- 企業として安定しているため取引がしやすい
- 他社ではあまり見かけない取引もできる
以上の3つです。順に解説していきます。
1, 取引コストが安い
SBI FXトレードのメリット1つ目は「取引コストが安い」です。
SBI FXトレードでは他社に比べ取引コストが安いです。
その理由は
- 各種手数料が無料であること
- 1,000通貨までのスプレッドが業界最狭であること
以上の2つです。
各種手数料が無料である会社は増えてきていますが、スプレッドに関しては他の追随がないほどの水準であり「とにかく安く取引したい」という方におすすめなFX会社です。
また、少額取引に向いているため、FXの練習を自分のお金で行ったとしてもほとんど損失がなく済みます。基本的に、他社は最低でも1,000通貨から取引可能であるため、レバレッジをかけても5,000円前後は必要です。
しかし、SBI FXトレードでは1通貨単位から取引が可能であるため、数円単位から取引ができます。そのため、かなりコストを抑えた相場の勉強も可能です。
以上のことから「すぐにでも取引したい」という方や「デモトレードから実際のトレードに切り替えたい」という方には、特におすすめできるFX会社です。
2, 企業として安定しているため取引がしやすい
SBI FXトレードのメリット2つ目は「企業として安定しているため取引がしやすい」です。
SBI FXトレードは前述の通り、SBI証券のグループ会社であるため、その安定性は言わずと知れています。そのため、大口の投資家からも「安心して資金を預けられる」と絶大な信頼を得ています。
また、約定力も上記で紹介した通り強いため、注文が滑ることによる損失を受けにくく、余分なコストをかけずに済みます。
そのため「ある程度まとまった資金運用をしたい方」にもSBI FXトレードはおすすめです。
3, 他社ではあまり見かけない取引もできる
SBI FXトレードのメリット3つ目は「他社ではあまり見かけない取引もできる」です。
他社の場合、FXでできるのは「為替通貨取引のみ」なのですが、SBI FXトレードでは「ビットコイン」や「エックスアールピー」といった暗号資産が取引できます。
SBI FXトレードにおいて、取引が可能なのは
- ビットコイン
- エックスアールピー
- イーサリアム
などの有名銘柄です。
また、上記の通り「積立FX」もできます。積立FXとは、毎月決まった金額分、通貨を自動で購入し運用するサービスの名称です。
積み立てFXでは
- 購入する通貨の種類
- 1ヶ月の購入額
- 購入頻度
- レバレッジ(1~3倍)
以上の4つを設定します。
この4つの条件をもととして自動購入が行われます。そのため、毎日トレードする必要もなく、忙しい方にも人気がある取引方法です。
また、長期運用でありスワップポイントもつくため、トレードには劣りますが低リスクで利益を積みかさねられます。そのため、コツコツ積み立てたい方にはとてもおすすめなFX会社です。
SBI FXトレードのメリットは以上です。メリットが取引に及ぼす影響が非常に大きく、多くの人がその恩恵を受けられます。もし開設するFX会社に迷ったら、ぜひ試してみてください。
SBI FXトレード3つのデメリット
SBI FXトレードのデメリットは
- デモトレードができない
- 取引量しだいでスプレッドが広がってしまう
- 問い合わせ可能な時間が短い
以上の3つです。順に解説していきます。
1, デモトレードができない
SBI FXトレードのデメリット1つ目は「デモトレードができない」です。
SBI FXトレードには「デモトレード」のシステムがありません。そのため「まったくお金を使わずFXの練習をする」といったことが不可能です。
しかし、SBI FXトレードのにおいてデモトレードがないこと自体は、そこまで大きなデメリットではありません。なぜなら「最低取引単位が異常なまでに低いから」です。
SBI FXトレードの最低取引単位は「1通貨」であり、これ以上ないレベルの安さです。そのため、数百円から取引ができレバレッジ次第では数円から取引できます。
デモトレードがないのは不安かもしれませんが、少額ずつ練習しFXになれることをおすすめします。
2, 取引量しだいでスプレッドが広がってしまう
SBI FXトレードのデメリット2つ目は「取引量しだいでスプレッドが広がってしまう」です。
上記でも紹介した通り「SBI FXトレードのスプレッド」は変化します。もちろんスプレッドは平均から見ても狭いのですが、この変動幅を知らずに取引してしまい「コストが思っていたよりかかった」というケースも多いため、注意してください。
FXで重要なのはコストやリスクを減らすことなので、狭いとはいえ変動幅をしっかり確認し、可能な限りコストを減らせるようにしておきましょう。
3, 問い合わせ可能な時間が短い
SBI FXトレードのデメリット3つ目は「問い合わせ可能な時間が短い」です。
SBI FXトレードは「電話での問い合わせ」における受付時間が他社に比べ1時間から2時間ほど短いです。そのため、受付時間外に緊急で確認したいことができた場合には「チャット」や「お問い合わせフォーム」などに書き込み、対応を待つ必要があります。
具体的な受付時間は「月~金曜(午前9時~午後5時)」となっています。また、電話窓口はどこも営業時間が同じとなっているため、注意してください。
SBI FXトレードのデメリットは以上の通りです。基本SBI FXトレードには致命的と言えるほどの弱点がないため、ほとんどの方におすすめできます。特に初心者の方にはメリットばかりなので、ぜひ開設してみてください。
SBI FXトレードをおすすめできる人できない人
ここではSBI FXトレードを
- おすすめできる人
- おすすめできない人
以上を順に解説していきます。
おすすめできる人
SBI FXトレードをおすすめできる人は
- 資金に余裕がない人
- 少額から取引したい人
- 安心感が欲しい人
- 取引通貨ペアを決めかねている人
- 暗号資産や積立FXをしたい人
以上などが挙げられます。
理由には
- 1単位通貨から取引できること
- 大手企業のグループ会社であること
- 約定力が強いこと
- 取引通貨ペアが多いこと
- 暗号資産や積立FXの取り扱いがあること
以上が挙げられます。
「迷ったら開設する」といったかたちでも問題ないほど、使い勝手が良いため、初心者の方には特におすすめです。
おすすめできない人
SBI FXトレードをおすすめできない人は
- デモトレードがしたい人
- 資金が豊富にある人
以上などが挙げられます。
理由には
- デモトレードがないこと
- 取引量次第では他社の方がスプレッドが狭い可能性もあること
以上が挙げられます。
ただし、上記以外の弱点もこれといってないため、ほとんどの人におすすめできます。SBI FXトレードは取引単位が1通貨からです。そのため、デモトレードがないことは、そこまで重いデメリットにはなりませんのでご安心ください。
SBI FXトレードの評判や口コミ
ここではSBI FXトレードの
- 良い評判
- 悪い評判
以上を順に解説していきます。
良い評判
SBI FXトレードの良い評判は以下の通りです。
20代/男性
SBIグループなので安心して利用できるところ。スプレッドが他のブランドよりもお得なので利用者にとって利益が大きいところ。アプリもシンプルな設計になっているので迅速な取引ができるところ。50代/男性
ブラウザや専用ソフト、スマホアプリなど複数の取引手段があり、概ね、どこでもいつでもトレードができる。提供されている分析ツールや市場に関するレポートも及第点以上だと思う。40代/女性
素人でチャート分析ができないので、予測ツールがある点はうれしいと思う。移動平均、一目平衡表、ボリンジャーバンドなど使いたいように設定できるので使いやすいと思う。30代/女性
口座開設もスムーズですぐ取引できました。少額からでも取引できるところが助かります。練習がてら行えるのが良いと思います。60代以上/男性
システムの安定性に驚いた。指標の発表時でもほとんど問題なく取引できるのはここだけでは無いのかと思っています。
出典:オリコン顧客満足度
悪い評判
SBI FXトレードの悪い評判は以下の通りです。
40代/男性
口座を開設後、サポートセンターに問い合わせをしたことがあったが、オペレーターの知識不足なのか、こちらの問いに対する答えを出すのに大変待たされて、クレームとしてあげたことがあった。50代/男性
突然、アプリが新しくなり今まで使用していたアプリが使えなくなった事です。リニューアルではなく全くの別物となってしまった為、分かりにくくトレードに支障をきたしています。PCじゃないと・・・ 2021年5月27日 投稿
スマホで口座開設を申し込みましたが、送られてくるログイン発行メールでPDFが強制ポップアップになるのでPCじゃないと見られませんでした。
入出金はauカブコムとかに比べると自由度はありますがGMOに比べると少ないです。
取引の操作はあんまり使いやすいかといわれれば微妙。
低コストで投資にチャレンジできることはいいことだと思います。
出典:オリコン顧客満足度
SBI FXトレードに関するQ&A
Q:SBI FXトレードとSBI証券は何が違うの?
A:
まず、SBI FXトレードとSBI証券は、ともにSBIホールディングスグループに所属していますが、別の会社となっています。
SBI証券には「SBI FXα」というFX口座が用意されており、SBIFXトレードとは別の口座が必要となります。
Q:通貨ペアはいくつ取扱っていますか?
A:
SBI FXトレードでは「34通貨ペア」を取り扱っています。
具体的には
USD/JPY(米ドル/円) | EUR/JPY(ユーロ/円) | GBP/JPY(英ポンド/円) |
AUD/JPY(豪ドル/円) | NZD/JPY(ニュージーランドドル/円) | CAD/JPY(カナダドル/円) |
CHF/JPY (スイスフラン/円) | ZAR/JPY(南アフリカランド/円) | MXN/JPY(メキシコペソ/円) |
EUR/USD(ユーロ/米ドル) | GBP/USD(英ポンド/米ドル) | AUD/USD(豪ドル/米ドル) |
NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル) | EUR/GBP(ユーロ/英ポンド) | USD/CHF(米ドル/スイスフラン) |
USD/CAD(米ドル/カナダドル) | EUR/AUD(ユーロ/豪ドル) | EUR/NZD(ユーロ/ニュージーランドドル) |
EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン) | GBP/AUD(英ポンド/豪ドル) | GBP/CHF(英ポンド/スイスフラン) |
TRY/JPY(トルコリラ/円) | CNH/JPY(中国人民元/円) | KRW/JPY(韓国ウォン/円) |
HKD/JPY(香港ドル/円) | RUB/JPY(ロシアルーブル/円) | BRL/JPY(ブラジルレアル/円) |
PLN/JPY(ポーランドズロチ/円) | SEK/JPY(スウェーデンクローナ/円) | NOK/JPY(ノルウェークローネ/円) |
USD/CNH(米ドル/中国人民元) | AUD/NZD(豪ドル/ニュージーランドドル) | AUD/CHF(豪ドル/スイスフラン) |
SGD/JPY(シンガポールドル/円) |
以上です。
Q:SBI FXトレードの口座を開設する条件は?
SBI FXトレードでは
- 日本国内に居住していること
- 年齢が満18歳以上、80歳未満であること
- 日本証券業協会及び一般社団法人金融先物取引業協会並びに日本商品先物取引協会の会員の役職員等ではないこと
- 反社会的勢力でないこと
などといった条件を満たせば口座開設が可能です
詳しくは「SBI FXトレード 外国為替証拠金取引約款」を確認してください。
まとめ
この記事で覚えてほしいこと
- SBI FXトレードは業界でも類を見ないほどの少額取引が可能なこと
- SBI FXトレードでは取引できる通貨ペアが多いこと
- SBI FXトレードのスプレッドは狭いこと
- SBI FXトレードは取引コストが安いこと
- SBI FXトレードは安定した取引が可能なこと
SBI FXトレードの評判や口コミは?スプレッドやメリット・デメリットも徹底解説!についてはお分かりいただけたでしょうか。
SBI FXトレードは、取引への影響が非常に大きいメリットばかりであるため、初心者プロ問わずおすすめの会社です。もし「FX会社を決めかねている」という場合には、ぜひ「SBI FXトレード」を検討してみてください。